レポート

2015年3月18日

市政レポート4 「福祉施策について」

杉本かよ

(1)生活保護における医療扶助について

生活保護受給者への医療扶助費については、生活保護扶助費総額に占める割合が高く、本当に医療を必要としている方が受診いるか疑問である。

本当に医療を必要としている方が医療扶助を受けているのかの窓口での対応を含めチェック機能はどのようになっているのか。
過去5年間における医療扶助費の額と扶助費全体に占める割合についてまた、医療扶助を適正に実施するためのチェック機能はどのようになっているのか。

答弁:
平成21年度51億円38%、22年度59億円37%、23年度69億円38%、24年度75億円38%、25年度81億円40%である。
本人からの受診理由の聞き取りや医療機関への病状調査や医師からの意見書徴取など精査。レセプト点検や後発医薬品使用促進など医療扶助の適正な実施に努めている。

(2)介護保険制度の今後について

介護保険制度については制度制定後から現在までのあいだ、報酬改定もさることながら、制度の内容やサービスの内容自体も目まぐるしく変化してきた。
行政の職員はじめ施設や介護全般に係わる方々も、常に困惑してきたのではないかと推察する。

本来、介護保険制度は国から参酌基準なるものを押し付けられるのではなく、地域実態は様々であるので、自治体ごとの裁量で遂行すべきものと考えるが、実際にはそうなっていない。
迫りくる急速な高齢化に制度が追い付かない状況を国も試行錯誤でやっているものと思う。

地域包括ケアを進め、在宅ケアにシフトすることで施設介護にかかる費用を削減しようとの今回の改正であるが、これもまた手探りの改正であるのだと考える。

そのような中、本市としては、本市の高齢化の状況や制度の変遷をにらんだ介護保険制度への対応が望まれるところだと思うが、今後の介護保険制度についてどのように考えるか。

答弁:
来年度の制度改正では、平成29年度までに市町村事業として新しい総合事業を開始することとなり、報酬改定では全体としてマイナスとなるが、介護職員の処遇改善や認知症高齢者への対応強化など介護保険が今後も持続可能な制度となるよう必要な措置が取られた。市としても適切な制度運営に努める。

保健・福祉・子育て支援の分野は、国の政策方針が一貫していないため、毎年のように制度改正が行われるなど、地方自治体は常に振り回されている状況のように感じている。私としては、この分野は地域事情に見合ったオーダーメードの施策が必要と考え要望する。

市政レポート5 「シティプロモーションについての提案」

川口市のイベントは単発のものが多く、事業性として外貨を稼ぐものにはなっていない。
シティプロモーション「いわゆる、都市、地域の売込み」について最近では自治体の部門の中に、営業課やマーケティング課を創設している事例がある。
何のためのシティプロモーションであるかと言えば、定住人口と交流人口の獲得である。川口市の場合には幸い定住人口についてはいまだに増加傾向にあるが、交流人口について増加しない。
埼玉高速鉄道の利用客を増加させることも重要と考える。ターゲットを交流人口の増加に絞ってマーケティングする必要がある。

メインターゲットを決定するためには細分化が必要であり、一概に交流人口と言っても、対象が日帰りなのか宿泊なのか、独身なのか既婚者なのか家族連れなのかなどという人の構成、対象とする地域の決定が必要である。
自治体政策にも営業志向が必須であり、誰に何を売るのか、何は誰に売れるのか等、認知度の向上が重要である。交流人口を増加させるための施策について質問と提案をする。

(1)川口市で営業、マーケティングを取り扱う部署はあるか。

答弁:
現在、部署はなく早急に設置する。

(2)交流人口を増加させるためにはどのような施策が必要と考えるか。

答弁:
今年開催する「市産品フェア」等を通してまずは市民にまちの魅力を知ってもらいそこから市外に伝えていく。住んでいる人や働いている人が自分の街に誇りを持つことがシティプロモーションのあるべき姿と考える。

(3)誘客に資する自転車道路等の整備について

道路は無理でも、自転車道路や遊歩道は作れるのではないか。グリーンセンター、緑化センター、仮称赤山歴史自然公園をはじめ、川口市北東部には市内外の方の憩える施設があり、また、都心近郊でありながら豊かな自然を残しているエリアであるが、埼玉高速鉄道の各駅からのアクセスがよくない。
既存の市道(ここでいう既存の市道とは幅員4mに満たないようなもの)を整備して、歩行者と自転車が優先的に利用できれば安全性も確保でき、誘客効果が増大すると考えるが可能性について如何か。

答弁:
来訪者が安全・安心して利用できる憩いの施設を巡る道路は誘客効果があると考える。既存の道路を活かした歩行者・自転車優先道路については自転車ネットワーク構想と整合を図り調査していく。

(4)グリーンセンターの将来構想について

グリーンセンターは、創設後47年を経過し、施設設備の老朽化が著しいことから今年度グリーンセンター将来構想に関する調査を行ったところである。多くの来場者を呼ぶためには仕掛けづくりが必要と考える。
中でもプロジェクションマッピングは、短時間であっても人気があり、誘客効果につながると考える。夜も来場者を募ることができれば認知度向上すると考えるが如何か。

答弁:
プロジェクションマッピングは減少傾向にある来場者を増加させる目玉事業になるとともに、本市の歴史等を映すことで魅力を再発見する機会にもなるが、電源の確保や音響や照明が周辺に与える影響等を加味しながらサービス向上の具体策として検討していく。

(5)宿泊ホテルの建設について

川口市には宿泊施設が少ないことは周知の事実である。宿泊ホテルについてどのように考えるか。

答弁:
市内に宿泊施設が不足していることは認識している。今後は民間からの申し出には積極的に協力していく。