レポート

市政レポート「決算委員会報告より」

2010年12月15日

西新井宿第2町会お祭り
【はじめてのお餅つきです(西新井宿第2町会お祭り)】

12月議会が11月30日より開会しました。冒頭、11月8日より5日間にわたり審議された川口市一般会計及び各種特別会計、企業会計(水道事業・病院事業)平成21年度決算についての委員長報告が行われました。杉本は昨年は一般会計決算委員を本年は企業会計決算委員を務めました。21年度決算は審議の結果可決されましたが、いくつか委員から質問として取り上げられた内容についてご報告いたします。

● 自転車安全対策利用対策費について

放置自転車の撤去台数の推移について市全域で平成20年度は1万3,824台、21年度は1万3,090台とあまり大きな台数の差が生じていないが、毎年7月に調査する川口駅東口の放置自転車台数では、平成19年度940台、平成20年度885台、21年度462台と大幅に減少しました。これは東口地下自転車駐車場の3時間無料化の効果と考えられるとのことです。

放置自転車は早朝より放置自転車対策監視員の方々が厳しく取り締まってくださっていますが、午前10時の監視時間を過ぎると、お構いなしに放置している様子を見受けます。取締時間を一定時間に限定しないなど、工夫が必要と考えますが、何といっても自転車利用者のモラルによるところが多いのでマナーを守って頂きたいと思います。

● 保育所費

ソフトボール始球式
【ソフトボール始球式】

待機児童数の状況について、0歳児14人、1歳児54人、2歳児40人、3歳児11人、4歳児3人、5歳児1人の合計123人が市に届けられている状況とのことでした。これに関連して、待機児童解消のための施策については、平成22年度に家庭保育室の定員を48人に増員したところであり、24年度には上青木保育所の移転、改築に合わせて30人の増員を予定しており、また今後も0歳、1歳、2歳児において待機児童が見込まれることから家庭保育室や認可保育所の定員増を検討していきたいとのことでした。

待機児童数については、潜在的にはもっと多くいると考えられています。しかし、保育施設の充実も大切ですが、0歳〜3歳くらいのお子さんを社会全体で育てる仕組みを作ることも大切だと思います。できれば、職場の協力があるなど親御さんができるだけそばにいてあげられる環境づくりが必要ですね。

● 生活保護扶助費について

生活保護の申請状況は相談件数3,931件、申請件数1,775件であり、生活保護開始に至った件数は1,731件、廃止件数は585件とのこと。主な申請理由は、かつては傷病を理由とするものが多かったのに対し、近年は収入減を理由としたものが多いとのことです。

1か月あたりおよそ150件の世帯が生活保護申請をしていることになります。現在の生活保護受給者人数は9000人を超え1万人に迫る勢いです。生活保護者を就労に導いたり親身に相談を担当するケースワーカーが圧倒的に不足しており、結果、就労に結び付かなかったり、不正受給者もいる可能性があることから、ケースワーカーの増加を図り、生活保護者の増加自体に歯止めをかける必要があると考えます。

● 病院事業会計について

川口市の病院事業会計は医療センターをはじめとする本町及び安行診療所を合わせて報告されますが、21年度は9億3000万円を超える当年度純損失という大きな赤字決算となりました。この主な理由は度重なる診療報酬のマイナス改定によるものと、不採算医療など全国的にどの自治体病院も共通に抱えている課題によるものとのこと。また、現金預金に関しても前年度と比較して12億円の減少となっており、現在は救急患者の受け入体制の見直しや、各種加算にみあう院内体制の見直しを行うなど経営健全化に向けた取り組みを実施しているのこと。平成16年度まで市が半額負担していた改修工事費、器械備品購入にかかわる費用について市の財政状況の悪化に伴い、平成18年度から全額病院事業会計で負担しているためこれも現金預金の減少につながっているものと思われます。

医師不足、看護師不足の問題は経営状況にも大きく影響します。1自治体の問題にとどまらないので、国、県に働き掛け医療スタッフ確保に努める努力をお願いしていただきたい。さらに医療センターは地域の中核病院として、救命救急や高度医療などの不採算部門を抱えており、これらを維持発展させるための負担が経営状況をさらに圧迫しています。患者のため市民のための病院であるということを認識し、国・県補助金、一般会計負担金の引き上げを引き続き進めて頂きたいです。

※ 次回は今年で導入5年目を迎え、切り替え時期になった指定管理者制度と12月議会についての報告を予定しています。

新井宿駅と地域まちづくり

『新井宿駅と地域まちづくり』設立準備会では11月27日、はじめてのミニフェスタ「クラシックの夕べ」を開催いたしました。夕方5時から7時半という短い時間でしたが、寒空の中500人を超える方々にご来場いただきました。地域の方々が新井宿駅周辺の発展に強い関心を持っていることがよくわかりました。音楽会は川口市民オーケストラの方々にボランティアでご協力をいただき、弦楽器と管楽器のアンサンブルを1時間にわたり演奏していただきました。屋外でのクラシック演奏というのは異例中の異例で、繊細な楽器と演奏者の皆さんは格闘していらっしゃいましたが、室内で聴くのとはまた違った味わいがあり、幻想的なひと時を味わうことができました。地元産にこだわったお花やお野菜などの販売は、びっくりするくらいあっという間に売り切れてしまいましたが、次回はもっとたくさん用意できるよう頑張りたいと思います。とても充実したまちづくりのホームページもできました。これからも地域の照会をどんどん発信していきますのでよろしくお願いします。杉本は超党派で事務局としてまちづくりに積極的に取り組んでいます。ゆるきゃらの『柿シブ君』です。

柿シブ君